タイトル: 食育メニュープランナー養成講座

キーワード:

作成日: 2010/03/26 11:07:59

説明:

Chapter 1 20 私たちが毎日 3 食食べなければならないのはなぜでしょう。その答えは、地球の自転に始まる自然環境のリズムにあります。 人間の体の原理と現代の暮らしに合った 3 食の食べ方を学びます。 1日3食食べる理由 人間の脳の視床下部には、生まれつき「体 内時計」が備わっており、これが身体に時 間の情報を発信し、睡眠や活動、食事とい った生体リズムをコントロールしています。 そして、この生体リズムを支配している大も とは、昼と夜、季節、潮の満ち引きといった、 地球の自転・公転に始まる自然環境のリズ ムです。ですから地球上の生物は、「生体リ ズム」と「環境のリズム」、すなわち「体内 時計」と「現実の時間」の調節が合わなく なると、体調が悪くなってしまうのです。時 差ボケはそれが短時間に狂った例で、夜更 かしや寝不足による身体の不調も時差ボケ 状態と言えます。 筋肉活動や体温を含む人間の生体リズム は、基本的に太陽の上昇とともに徐々に上 がり、太陽が最も高く上がる昼ごろに最高 潮になります。そして、太陽が沈んでゆく につれて徐々に下降していきます。3 度の 食事は、こうした生体リズムに合わせて、 1日分のエネルギーと栄養をバランス良く、 タイミング良く適量を摂取することで、効 率良く体を働かせるために欠かせないも のです。 3食の食べ方のポイント 多少ボリュームのあるもので OK 昼は、筋肉活動や体温が上昇し、身体が最も活 発に動いている時間帯です。基礎代謝が上がって いるので、たんぱく質や脂質を多少摂り過ぎても、 活動エネルギーによって消費されます。一日の活 動のバランスで考えれば、少しくらい羽目を外し てもよい時間帯と言えるでしょう。 職場の付き合いなどで昼食を外食でとる場合、栄 養の偏りやカロリーの過多が気になるなら、その ぶん朝と夜の食事で調節をしましょう。人間は生 き物の中で唯一、共食(誰かと共に食べる)をす る生き物。職場の人たちや友達とのランチタイム は、楽しいコミュニケーションの時間と考えて。 ダイエットの息抜きに 食事制限やダイエットをしている人は食事へのス トレスがたまりがちですが、多少、羽目をはずし た食べ方でも良い昼食に、食べたいメニューを あてるのも一つの方法。こうして上手にストレス を解消させるのが長続きさせるコツです。 脳と体を活動させる ための食事 活動を維持する ための食事 安眠を得る ための食事 ごはん、みそ汁、焼き魚が基本 朝は、体に負担のない、吸収の良いエネルギー源 を摂ります。まず、主食であるごはん。私たちの 日常生活の営みは、すべて脳からの指令で成り立 っていますが、その脳が働くためのエネルギーが、 ごはんに含まれる糖質中のブドウ糖。朝食でごは んを食べないと、午前中の脳へのエネルギー補給 が難しくなり、勉強や仕事の能率が上がらなくな ります。 ごはんに加え、体温上昇作用の高いたんぱく質源 として焼き魚や小魚、野菜をたっぷり入れたみそ 汁という典型的な日本型の献立がよいでしょう。 ごはんは、パンと比べて腹持ちが良いのが特徴。 あっさりとしたおかずと合わせた和食の献立は、一 般に、洋食の献立と比べてカロリーも控えめです。 フルーツも◎ 朝のフルーツもおすすめです。フルーツには体の 調子を整えるビタミンやミネラルが多いうえ、エ ネルギーに変わりやすい果糖が豊富。夜に摂る と、そのエネルギーを体が蓄えてしまい、太り やすくなります。肥満が気になる人は、朝に食べ る場合も食べ過ぎには気をつけて。 野菜を中心にした消化の良いものを 3 食の中で、最も管理が難しいのが夕食です。 人間の体は、夜になると生体リズムに従って筋 肉活動や内臓機能、体温が下がるため、本来な ら軽めの食事でよいのですが、一日の中で最も 解放される時間ゆえについ食べ過ぎてしまう傾 向にあります。 のちに睡眠を控えている身体にとって一番良い のは、内臓への負担が少ない食事です。ビタミ ンやミネラルが豊富で、胃腸に負担をかけない 野菜を中心に、身体を温めるような加熱調理を 心がけてください。 夜遅くの食事に気をつけて とかく時間に追われがちな現代では、深夜の食 事が日常化している人が増えています。しかし、 夜遅い時間は体内に成長ホルモンが分泌され、 食事で摂った栄養をため込む働きをするため、 この時間の食べ過ぎは肥満につながります。 それまでに食べるのが無理なら、胃に長時間停 滞して身体に負担をかけるような動物性食品は 控えめにしましょう。 1日3食での食事のバランスのとり方